改修工事のポイント
診断から仕様決定まで
防水の改修工事は一般的には以下のように進みます。
スタート
調査
◇既存の状況 ◇漏水の有無 ◇納まり不具合 等
診断・判定
◇仕様・工法の選定
環境、コスト、相性を考慮して最適な工法を選定
工事実施
完成
※改修工事のご依頼は専門業者にご相談ください。
専門業者が分からない場合にはアスファルト防水部会にご連絡ください。
改修前
改修後
「かぶせ工法」とは
改修工事には既存防水層を撤去して新たな防水工事をする方式と、既存防水層の上に新たな防水層をかぶせる方式があります。
かぶせ工法のメリット
- 撤去による廃材発生量削減
- 既存防水層の機能を継続活用
- 施工中の漏水危険性小
既存防水層を撤去する方式には改修工事に付随して騒音・養生・工期の問題が発生するため、現在では様々な要素から、かぶせる方式がもっとも多く採用されています。
改修工事の概要
既 存 防 水 |
露出防水 |
保護防水 |
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撤 去 ま た は 非 撤 去 |
非撤去 既存防水層非撤去 |
撤去 既存防水層撤去 |
非撤去 既存保護層・防水層非撤去 |
撤去 既存保護層・防水層撤去 |
|
下 地 処 理 |
下地活性剤塗布 |
不具合補修・下地 |
既存目地処理・下地処理 |
不具合補修・ |
不具合補修・ |
新 規 改 修 防 水 |
新規露出防水施工 |
新規露出防水施工 |
新規露出防水施工 |
新規保護防水施工 |
新規露出防水施工 |
特 長 |
撤去工事が軽減でき、既存防水層の性能も活用が可能となります。施工中の漏水発生を低減できます。 |
改修に際しては各種防水の選定が可能です。既存防水層の劣化が激しい場合に採用します。撤去中の漏水対策が重要です。 |
撤去工事が軽減でき、既存防水層の性能も活用が可能となります。施工中の漏水発生を低減できます。 |
新築時と同様な防水施工が可能となります。撤去中の漏水対策が重要です。 |
屋上荷重の軽減がはかれます。太陽光発電システムなどの新規設置が可能となります。撤去中の漏水対策が重要です。 |
改修に適した防水工法 | |||
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常温(粘着)工法 |
常温(複合)工法 |
熱工法 |
トーチ工法 |